初めての連載もので、こんなネーミングでいいのか謎に思います。
が、心行くまで?楽しんでいただければ、幸いです^^
ここ、東方司令部に新しく配属されると聞いた。
その朝からは、その人間の話で盛り上がっていた。
「ふう…」
しかし、その中でも彼女は珍しくため息をついた。 いつもながら、上官は時間ギリギリに出勤。 そして部下に混ざり、配属される人間の話で盛り上がっている。
「ん? どうしたんだい、中尉…」
些細な変化に気づく上官――ロイ・マスタング大佐。 珍しく仕事の事ではないため息をついて、不思議そうに見つめた。
「何でもありません……」
「いや、しかし顔色も優れない。仮眠室で休んできても…私も付き添うよ」
「結構です!!」
少し声を張り上げ、彼女は呆れた表情で遠くを眺めた。
やはり、彼女の様子がおかしい。
「……冗談抜きで、少し休んできたまえ」
上官として部下の心配を…いや、恋人として心配しているのだ。 彼女――リザ・ホークアイ中尉にもしもの事があっては、いけないから……。
「……大丈夫、です」
「上官命令だ」
「――――っ!!」
まさか、そうまでして休ませたいのか? など思ってしまう。 リザが逆らえないように、卑怯な手を使う…。
しかしそこまで、ロイは彼女のことが心配だったのだ。
「……わかりました。では、少し……」
これ以上、何を言っても無駄だと悟り、言われた通り仮眠室へ向かう。
ドアの前まで来て、眩暈がした。
「中尉っ!!」
椅子を蹴り飛ばし、倒れる彼女を助けようと駆け出す。
が、開かれたドア。 入室する人物によって、リザは支えられた。 彼女は何があったのか把握できていない。
「大丈夫ですか? リザ……」
「…………?」
明らかに恋人のロイの声でも、腕でもない。 彼は……?
「……なんだ、君は?」
声を聞いただけでも、ロイは怒っている。 彼を突き飛ばし、自力で置き上がろうとするが、支えていたはずの腕は、リザをしっかり包み込んだ。
「あぁ、はじめまして。本日から新たに配属されました、ウィン・フールです」
「……部署は、ここではないはずだが?」
「挨拶に着ただけです。彼女を仮眠室へお送りします。場所を教えてくださいますか?」
「……中尉は、私が運ぶ」
「おや、大佐殿ともあろうものが、公私混同ですか?」
「――っ!!」
「おや、図星ですか?」
「……そこの廊下をまっすぐ行って、突き当りを左だっ!!」
今にも発火布を取り出して、彼を焼きかねない勢いだ。 これ以上、ロイを刺激しないで、さっさと立ち去って欲しいと思う。
「ありがとう、では……」
それだけ言い残し、ウィンはリザを抱きかかえて、ゆっくりと歩き出した。
部屋に残った部下は…。
「――っ!! 何が公私混同だっ!!」
発火布を装着し、大声を張り上げ叫ぶロイ。 その行動に部下たちは、急いで避難をしたのは言うまでもない。
アトガキ
なんだか、とんでもないところで終わってしまいました…。(一応、キリがいいので^^;)
オリキャラさん(ウィン)に関しては…黒くしちゃおうかな?なんて考えて増す。増す(笑)
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