内容としては、少佐なロイさんと士官学校生なリザさんのお話です^^
この話は、後でアップしようと思っている、連載物の話にリンクさせようと思ってます。
管理人的には、甘めの内容に仕上がったと思います…はい。
今日は、士官学校に入ってから、初めて彼に会う。
先日、彼…基、ロイ・マスタングから電話がかかってきた。
『リザ、元気かい?』
「――マスタングさん!?」
いきなりの電話で驚きを隠せず、リザは声を張り上げた。 周りにいた人々は、視線をリザに向けた。
「…どうしたんですか?」
『いや、今度の日曜日に休みが取れたんだ。どこか一緒に出掛けないか?』
「え…////」
それは…デートの誘いそのもので… しかし、教官に許可を取らねばならない。
『大丈夫だろう』
「はぁ…」
場所と時間を指定されて、受話器を置いた。
「教官、お話があります!」
敬礼をするリザ。 教官は少々驚いた表情をする。
「な、何かね。ホークアイ…」
「はっ! 今週の日曜日に休暇を一日頂きたいのですが、よろしいでしょうか」
「いいよ」
「え?」
それなりに文句を言われると覚悟していたが、あっさりした返事にリザは目を丸くする。
「君はここに入ってから無遅刻・無欠席だ。余程の用事が出来たんだろう。許可しよう」
「ありがとうございます!」
一礼をし、リザは部屋から出て行った。
後に知られる話だが、リザに電話をする前に、ロイは教官に脅迫電話をかけていた…。
そして、リザは可愛くめかし込み、待ち場所へと足早に向かう。
少し早い時間だが、問題はないだろう。
ロイは――
いなかった。
「あれ?」
少し早過ぎたかな? と、首を傾げた時、肩を叩かれた。
「マスタ……」
「君、一人?」
「…待ち合わせしてるんです」
嬉しそうな表情をしたものの、違う男だった。 しかもナンパだ…。
「すっぽかされたんだろ? 一緒にお茶でもどうかな?」
「ちょ…放してっ!」
ぐいぐい引っ張られる。 士官学校に入っているものの、男の力には到底敵わない。
「マスタングさんっ!」
「私の女に声をかけるとは、良い度胸をしているな…」
怒気を含んだ声。 リザの肩を引き寄せ、男の手を払いのける。
「ちっ…」
男は舌打ちをどこかへ消えてしまった。
「マスタング…さん」
「リザ、すまない。怖い思いをさせてしまったね…」
力強く抱きしめる。 安心出来るその腕にリザは、安堵の息を漏らす。
「さて…何処に行こうか////」
リザの姿を見るなり、顔を背けてしまった。 どこかおかしい部分でもあったのだろうか…。
「あの…変ですか?」
「いや…あんまりにも可愛すぎて…その…////」
背いたまま、口を押さえしどろもどろ。 その反応にキョトン…と、してしまう。
「あ…ありがとうございます////」
「何処へ行く?」
にっこりと柔らかい笑みを浮かべ、ロイはリザの手を握る。
「ぁ…////」
「さっきのように、ナンパされてされてしまうと、私の身が持たない…」
「はぃ…」
手を繋ぎ、ロイの行きつけの喫茶店へと向かった。
静かなクラシックが流れ、落ち着いた色合いの店内。 注文した紅茶も味が良い。
他愛のない話をして盛り上がる。
リザの体調や、士官学校の教官についてや、職場の年寄りはどうとか…今まで会わなかった分、たくさん話したい事がある。
出されたアップルパイを見て、ロイは「あぁ…」と思い出したように口を開いた。
「同期のマース・ヒューズという男がいるんだが…」
「はい」
「奴の恋人の作るアップルパイは美味いそうだ」
薄く微笑み、リザを見つめる。 その笑みにリザは顔を赤くする。
「リザはフルーツタルトが得意だったな。また、私の為に作ってくれないか?」
さらに笑顔になる。言わなくてもわかるだろうが、リザの顔もますます赤くなる。
「覚えてて…くれたんですね////」
「あぁ、すごく美味しかったからね」
「…今度、作ったら持って行ってもよろしいでしょうか?」
「大歓迎だよ。自宅でも司令部でもね」
「マスタングさん…////」
「そろそろ出ようか?」
「はい////」
リザがアップルパイを食べ終わったのを確認してから、声をかける。
繁華街へ出ると、色んな物であふれている。 店に入っては物欲しげに見つめるリザに、「買おうか?」とロイは尋ねる。
だがリザは首を横に降るばかり。
ちょうど5件目の店を出ようとした時だ。
あとがき
突発的に思いついた、ネタです。 最近、仕事中に意識飛ばしてネタを考えてます(笑) かわいいロイアイを書きたかったのです!
かわいいのかは謎ですが、乙女なリザさんに、カッコイイ大佐(少佐?)を目指しましたが、どぉでしょうか?(汗)
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